業者様より・・
デント滋賀・かがつめです。
基本的に土・日・祝はガレージにて営業しておりますが、平日は主に業者様への出張修理に出ています。
前もってお電話頂ければ、平日でもご対応させていただけます。
さて、業者様よりフォード・マスタングのデントリペアのご依頼。
運転席ドアに深くて傷を伴うヘコミです。
中心は塗装が剥がれ、タッチアップを施している。
これだけ深いとナカナカヘコミの芯が出てくれません。
鉄板に伸びが発生しているとどうしても芯が残りがちになってしまいます
一旦、タッチアップを剥がし少しずつ裏から押し出していきます。
浅い凹みであればヘコミの中でもツールの先端がハッキリ確認できるのですが、深い場合ツールの先端を確認するのは難しいのです。
それでも出来る限り、芯からずれない様に・・・。
どうでしょう?中心の傷はホンの少し残りますがタッチアップをすれば殆ど目立ちませんね!
今度は反対側のドア。
ドアの縁に近いところにこれまた深めのヘコミ。
縁の耳部分が折れ目が出来てます。
この山折れの縦スジはどうしても消す事が出来ませんがなるべく薄くします。
山折れのスジを叩き落しながら、裏から深いヘコミの中心を押し出していきます。
ヘコミの裏側は上手く支点が取り辛く、苦労しましたがいい感じで仕上げました。
薄っすら縦線は残るのですが、これまた殆ど目立たないレベル。
デントリペアの場合、難しいヘコミでも職人の技術レベルにより、いい感じに仕上る事もあります。 まずは「この人だ!」と思われるデントリペア専門店にお問い合わせください
もう1台、BMW7シリーズ。
ドアのプレスラインですが、これは小さいですね!
しかし、この形状のプレスラインは裏にツールを当てるのが少々難しい。
普通のプレスラインは裏から見ると横線状に凹んでいるのですが、この形状はラインの下の部分が裏から見ると出っ張っているのです。
ツールを入れる角度や方向を少し工夫して・・・
いい感じです。
普通の方が、どのヘコミが直って、どれが直らないのか判断は難しいと思いますが施工事例を参考に、まずはご拝見させてください。
きっと最適な修理方法が見つかると思います。
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